越前桂月 毛利 特別純米酒 ひやおろし

このお酒、実は2度チャレンジしています。申し訳ないが、一度目はダメでした。少しひねた感じと言えばいいのか、ヨーグルトのような甘い酸味な感じというのでしょうか、苦手な味でした。においも酸っぱい感じのにおいです。ただ、2度目にチャレンジした時は肴も濃いものを食べていたせいか、最初の嫌な感じは無くなっていました。酸味は強く感じましたが、嫌な酸味では無くなっていました。体調がそうさせるのか、お酒自体が瓶内で成長したのか。不思議な体験。こうなるともう一度、最初の条件で飲んでみたくなります。来年チャレンジしてみよう。でもこのお酒を入れてくれないかも…。

醸造元/毛利酒造 合資会社
精米歩合/60%
使用米/山田錦100%
アルコール度数/15度

 

で、その時頂いた肴は、

◆ごろいか焼き、お酒を旨くさせる憎いやつ。

イカをさばき、ごろ(肝・ワタ)、げそ、胴、耳、全部入れてお酒とお水と生ショウガで煮込んで出来上がり。もうちょっと何かしら工夫はされているとおもいますが、うまし。濃厚なワタが最高です。何杯でも飲めます。実際、2杯半は飲んでしまいました。上の「毛利」コイツとの相性はバッチグーでした。

磯自慢 特別純米 PB酒

特別純米の雄町じゃなく山田錦。

どうやら世間一般的には磯自慢の特別純米は雄町米らしい。瓶も緑色でラベルは縦ストライプで世界を視野に入れているのか英語表記も入っている。逆に関西ではあまり見たことが無い。こちらでは山田錦米なのです。というのもこのお酒は「酒のやまもと」さんが作っている「PB酒」プライベートブランド酒だからです。お味の方は…

あれ?これもひやおろしなのかな?どこにも表記は無いのですが…。この時期のお酒なのでそうなのかもしれません。いわゆる芳醇ってやつです。よくみればお酒の色も少し色が付いているようです。香りは軽くお米の香り。口に含んだ時のまろやかなコクを楽しめます。ノド越しは無いですが、後にあまり残らないので、スイスイ飲めますが、勿体ないので、ゆっくり味わいます。

*ただし、PB酒なので若干お安くお買い求められます。

いろはのいの字の磯じまん〜♬

全く別のもんですが、昔あった磯じまんのCM。昭和生まれの人は磯自慢といえばこちらを思い浮かべると思います。磯じまんを肴に磯自慢を飲むのも乙かもしれませんね。

僕の名前はルカ。2階に住んでいるんだ。

流輝-るか- 純米無濾過限定生酒を頂く。

まずは味の紹介から…。
香りは抑えめ、微かにフルーティな香り。米の甘みと酸味のバランスは少し酸味が勝っている、ちょっぴり辛口の食中酒です。↓下の写真に「激ウマ」とありますが、少し言い過ぎです。「ふつウマ」です。普通にうまいです。まあどんなに自信があっても、蔵元さんが自分たちのお酒にこんなキャッチーなフレーズは使いません。よね?

お酒の販売店が造ったお酒。

それはこの流輝が「特注限定品」だからです。他の言い方で言えば「選別」、あるいは「PB-プライベートブランド-酒」。これは酒屋さんとかが自分の店だけで出すお酒を酒蔵さんにお願いして造るお酒のことです。酒屋さんがこんな感じのものがほしい!」とお願いして造ります。まぁ酒屋さんが一番消費者の求めているものが分かるポジションですからね。米の選定、精米歩合から決めて作っているものもあり、場合によっては米の栽培から行っているところもあるそうです。

こんな「もどき」が作ったお酒美味しいの?と思われますが、作っているのは農家であったり、酒蔵のプロフェッショナルが作っているので、普通に美味しいのです。おまけに中間マージンがなくなるので安く買うことが出来ます。最近はスーパーなどでよく見かけますよね。イオンで言う「トップバリュー」、イズミヤの「スタイルワン」等々。安くて美味しく飲めるなら、どんどんやってもらいたいです。*場合によってはこだわりすぎて普通より高くなっていることも、無きにしも非ず。

*タイトルの「僕の名前はルカ」はスザンヌ・ベガの1987年のヒット曲「Luka」の歌詞を訳したものです。

製造者/松尾酒造 株式会社
精米歩合/60%
使用米/山田錦13% 玉栄87%
アルコール度数/16度

商品名/流輝-ルカ− 限定純米無濾過生酒