Takachiyo 59 シリーズ コードネームは「ゴクタカ」
前回、頂いたのは「Takachiyo 59 雄町無調整生原酒 純米吟醸」黄ラベルでしたが、今回のは紫ラベル「Takachiyo 59 AI-IPPON 愛山・一本〆 純米吟醸 生酒」。もう嗜好品です。肴を選びます。いや飲む人も選ぶのかもしれない。本来なら自分ごときが飲んでいいお酒では無い。それは紫は高貴なものとされており仏教では最高位のお坊さんのみが使えた色とされおり、現在でも「紫綬褒章」などと紫に高貴な色として敬意を払っています。
愛山から一本〆へのバトンタッチ
さてその「紫」のお味です。自分ごときが評価すべきに値しないのですが、申し訳ありません。昔でいうところの大吟醸。心地の良い果実の香り、口に含んでもやさしい甘みと旨みそしてジューシー感を口の中で感じます。「愛山」の米の特徴がでているのでしょうね。その後、ノド越しにスッとキレて行きます。「一本〆」のキレが加わって重厚な味わいを醸し出している。みごとなお米のリレーです。
醸造元/髙千代酒造株式会社
精米歩合/59%(扁平精米)
使用米/愛山22.5%、魚沼産一本〆77.5%
アルコール度数/16度
商品名/Takachiyo59 AI-IPPON 愛山・一本〆 純米吟醸 生酒
扁平精米とは
「扁平精米」という言葉が気になり、調べてみました。最近はネットで簡単に調べられるので便利になりましたね。以前は図書館に行ったり、蔵元に直接聞いてみたり(←ほとんどしません)大変でした。
【普通精米】と【扁平精米】
簡単に説明です。【普通精米】はただ丸く削る方法。【扁平精米】はお米の形に添って削る方法です。
どうすればこのように削れるのかは説明が難しいので次回。
なんか精米機の回転速度がどうのとか米の密度で軸回転がどうのとか時間が掛かるなど、いろんなことが総合的になって扁平精米できるそうです。ふー
【扁平精米】の削り方
説明しているHPがあるので紹介しておきますね。
神戸・濱田屋さんのHP→
大七酒造さんのHP→