こちらの蔵元の「まんさくの花」はなかなか面白いコンセプトで日本酒を提供してくれる。酒米以外、すべて同じ条件(精米歩合・酵母・仕込規模・原酒・一度火入・低温瓶貯蔵)で醸造し、お米の違いを飲み比べて頂こうとチャレンジしているお酒です。出荷時によって酒米を切り替え、個々の酒米の特徴を存分に引き出すように造られる限定品だ。ジャケットもシンプルで潔い!
*まあ続けて飲まないと比較は出来ないので、なんとも言えないのですが…。下の写真に出荷時期のスケジュール表が載っています。場合によっては1年以上待たないと飲み比べはできないって事か!純米吟醸の「純」が「巡」になっている、いろんな酒米を巡る旅を意味するを込めて「巡米吟醸」。これは色々な酒米をできれば一度に揃えて、ちょっとずつ全種類を飲んでみたい!(←だから無理っ!)と言うことで、まんさくの花-美郷錦編-を頂きます。
ひとことでいえば「ふつうに美味しい!」って言葉です。際だったものが無い、ジューシーさはある。喉ごしのキレもある。全体的に「優しい美味しさ」なのである。「おーっ!」とは唸らないが「うんうん」とうなずく美味しさです。
さあ出かけよう、酒米を巡る旅へ
醸造元/日の丸醸造 株式会社
精米歩合/55%
使用米/秋田県産美郷錦100%
アルコール度数/16度
日本酒度/+3.5
商品名/まんさくの花 巡米吟醸 美郷錦編
◆さわらの西京焼き
さわらのふっくらとして程よく引き締まった身の食感と、まろやかな西京味噌がいい塩梅です。皮がぱりっとしており更に楽しめます。辛味大根が対照的に良いアクセントになっている!最強な西京焼きです。(←やってしもたぁ!)