伊勢赤鶏むねたたき

悩んだ。「赤鶏むねたたき」と「赤鶏ささみたたき」がメニューにあったためだ。どちらも備長炭の炭火であぶり、氷水で絞めたものを柚子胡椒酢で頂けるのです。あなたならどうしますか?決断が迫られる緊張の一瞬です。周りに知り合いが居ないので「ちょっと頂戴♬」は出来ない。そして下した決断は…!!

どっちも♬

見事な采配だった!ふぅー。決して後悔しない英断である。もうひとつの「赤鶏ささみたたき」はどこかで食していると思うので、お時間があれば探してご覧下さい。お味は胸肉の弾力(半生ですがそこそこ噛み応えがあります)とあぶりの香ばしさが柚子胡椒酢のぴりっとする辛さと酸味が相まって絶品の旨さです。

朝日栄では初使用の「美山錦」を使用しての純米吟醸酒だそうです。初めて試したお米だから「試験醸造」と銘打っているのかな?蔵元のコメントに「本製品は、透明感のあるすんだ味わいを追求した試験醸造酒です。青葉に輝く朝露のようにクリアな味わいと爽やかなキレをお楽しみ下さい。」とある。ん?製造日を見て見ると6月製造、8月出荷とある。どうして今時出回っているのだろうか?(ちなみに飲ませて頂いたのは11月中旬)たしかにすっきり飲み口でキリッと喉ごしがある。物足りなさは少し感じましたが、飲む順番を間違わなければ美味しいお酒です。(前に飲んだお酒が濃厚芳醇だったりしたらこのお酒は水っぽく感じる事でしょう)今回はお酢が入っているので、申し訳ありませんが、水っぽく感じてしまいました。

試験醸造を推理する

いろんな蔵で試験醸造なるものはあるようです。これは蔵のタンクのいくつかを新しいお酒のために空けて、いろんなパターンの精米歩合、原料米で試し造りしたものの事とみた。試験と言っても、もちろん最初から売れるものを作っていて、試験醸造酒として卸しているのでしょう。それを評価してもらって高評価のもを定番にしていくための実験酒だと推測してみた。エヴァンゲリオンで言うところの「零号機」*綾波レイが乗っていたやつね、宇宙戦艦ヤマトで言うところの「コスモゼロ」*古代進が使用。と言ったところだろうか。ところなのか?

 

醸造元/株式会社 相良酒造
精米歩合/55%
使用米/長野県産美山錦100%
アルコール度数/16度
日本酒度/+1.8

商品名/朝日栄 純米吟醸 美山錦 試験醸造

長珍 新聞紙シリーズ 純吟八反錦50

上から読んでも、下から読んでも「しんぶんし」シリーズの新作。と言っても新米ではない。八反錦を50%も精米した無濾過で生。贅沢なお酒です。長珍と言えば濃厚なイメージですが、これは驚いたことに(あっそれほど驚いてないけどね♬)爽やかな旨みと酸味のある味わいになっている喉ごしはキリッとしているがこれはアルコール度数から来るものでしょう。やはり50%も磨くと柔らかくなってしまうのか!八反錦のお米の特徴なのか!スッキリ感が楽しめる「らしくない」長珍です。が、美味しいことに間違いはない。

↑今日の新聞紙はモノクロページです。ちらっと覗く広告欄の文字が気になる!

手描きのタグ「広島産八反錦50」アナログ、手作り感が出てますね!

 

製造元/長珍酒造 株式会社
精米歩合/50%
使用米/広島産八反錦100%
アルコール度数/18度
日本酒度/+6

商品名/長珍しんぶんしシリーズ 純米吟醸 無濾過生50%

◆無添加ハムオリーブ新漬たまごツナマカロニサラダ

メニューのタイトルが長い!って言うより、具の内容を書いているだけ?!*長珍が濃厚だろうと推測して濃いめの肴を頼んだが、失敗。これはちょっと置いといて別のものを頼もう!

◆佐賀牛すじ源助大根煮込み

すじ肉ですが、もう唇だけで食べられます。煮込まれております。またこのお汁がおいしいーっ。汁掛けご飯が食べたくなります。もうスープです。

ギネスビール、1パイントで!

1759年、アイルランドでうまれたギネスビール。

濃厚でしっかりとした苦みと苦みの中に心地よい甘みが喉元と心を潤してくれます。と、ありきたりのコメントですが、すべてがこの言葉に集約されていると言っても過言ではない。

エクストラ&スタウト

ギネスの黒は「スタウト」つまり大麦を黒くなるまでロースト(焙煎)したもののことで、香りが強く、苦みも濃くなる製法。それを「エクストラ」させたものはより黒く、香味、苦味も極めます。が、同時に旨みも増すことで、最上級の黒ビールへ、いやギネスビールに生まれ変わります。

ドラフトとエクストラスタウト

大きく分けて国内で飲めるギネスの黒ビールは「ドラフト」と「エクストラスタウト」。日本にギネスビールのブームを作ったのは「ドラフト」缶ビールと言ってもいい。「スタウト」と比べると苦味もコクも少ないが飲みやすく作られている。アイリッシュバーや専門店でしか飲めなかったのが、ちいさなバーや居酒屋さんでも置いているぐらい一時期普及しましたね。なにしろ、缶ビールと「サージャー」と呼ばれるグラスを振動させる機材があればだれでもきれいでクリーミーに泡立て出来るという優れもの。一昔前はそれなりの大きさでしたが、今のものは灰皿サイズまでコンパクトになっている。スペースが要らないのでどこにでも置けるのがお店で普及した要因なのでしょうね。なお、市販のドラフト缶にはフローティング・ウィジェットと呼ばれるピンポン球のようなボールが缶の中に入っており、どういう仕組みかわからないが、きれいな泡を作り出してくれる。飲み終わったら、取り出して卓球も楽しめる(←ウソ)

 

つまりドラフト缶ビールはグラスに注いで初めて美味しくなるビールなのである。それに対してそのまま飲んでも美味しいのが瓶ビール「エクストラスタウト」です。あえて言えば常温でもエクストラは美味しいです。瓶バージョンを飲んでしまうともうドラフト缶には戻れなくなるでしょう!あと気をつけなければならない事と言えば、さぁ飲むぞ!って時に栓抜きが見つからない事です。BBQにビールを持って行ったのに栓抜きを忘れてしまう。なんてことになると膝から崩れ落ちてしまうことでしょう。もしもの時のために、栓抜きなしで瓶を開ける方法をマスターしておきましょう!

*今は左のラベルになっているのかな?でも右の方が瓶のフォルムからラベルまで好みである。

きみは2分が待てるか!!

もうひとつ気をつけておかないといけない事があります。みんなで飲み会をした時、他のみんなは酎ハイだの、ビールだの、カルアミルクだのを頼んでいるとします。テーブルに飲み物が来て、「じゃぁカンパーイ!」となり、みんなはゴクゴク飲み始め「プハー、この一杯のために生きてるんだ!」って言うことでしょう。ギネスビールは瓶に注がれてから2分ほどお預け状態になり、ひとり取り残されます。でも2分の屈辱を乗り越えると至極の幸せが待っています。みんなから「ひとくち頂戴!」って言われるが、「自分も次たのんだらいいやんっ!」って言ってやりましょう。

ギネスを頼む時、お店の方がサイズはどうされますか?と聞いてきます。あなたは格好を付けて、こう言ってやりましょう。

「1パイントで!」

ギネスの滝流れ

↑お預け状態のギネスビール。因みにこの現象を「ギネス・カスケード」といい、ビールより泡が下に沈んでいくように見える現象。(画像が甘いのでわかりにくいですが、泡が波模様のようにうなっている)これは瓶や缶では見られない、樽ギネスだけに見える現象です。ぜひ、ギネス・カスケードを楽しみましょう。

「大五郎!2分間待つのだぞっ!」

「ちゃんっ!」

じっと我慢の子であった。

見て見て!この黒と白のホライゾン。

最後に美味しく飲む方法を簡単にご紹介!「白を避けて黒を飲め!」です。白い泡は美味しさを閉じ込めておくフタだと思ってください。フタは飲まないでください。(フタが無いとビールは酸化が始まり旨みが逃げていきます。)じゃあどうするのかというと、口から飲みに行かずにグラスから口に持って行って飲む!理想の飲み方は風呂上がりのコーヒー牛乳です。足は大地を踏ん張れるように肩幅まで広げて仁王立ち、片手は腰に当て、背筋を伸ばし、グラスを口に当てると同時に上方へと持ち上げます。軽い泡は白髭となり、黒いビールだけが気管に流れ込み、五臓六腑に染み渡ります。飲み終わった時に泡だけが残れば、美味しく飲めた証しです。*隣はアリオリポテト。スペインのカタルーニャのタパス料理。*カタルーニャはどうなるのでしょうか?スペインリーグのバルセロナFCはどうなるの?(2017.11 現在)

まだまだ書きたい事がいっぱいあります。次どこかでギネスを飲んだ時にまた続きを書きたいと思います。それでは次回、「アイリッシュ音楽とGUINNESS 1pint glass」でお会いしましょう。

ひねる!秋鹿 純米酒 槽搾直汲

写真に写っている製造月日を見て頂くと判りますが、7月出荷のお酒である。今はもう11月。どれだけ売れ残っているか判って頂けるでしょう。いや売れ残っている訳では無く、お店のマスターが「これはあかんっ!ひねてる!おすすめできない!」っと飲ませてくれないのである。もちろんそう言うのが好きな人にはお断りを入れて飲ませているのですが、山廃やひやおろしが苦手な自分には飲ませてくれないのである。なので、3ヶ月以上も冷蔵庫の隅で眠っていたのです。が、奇特なお客さんのおかげでようやく残りわずかとなり、お店も終わりの時間になり、少量を飲ませて頂く事が出来ました。

確かに「ひねてる!」

が、飲めない事は無い。好きでは無い。酸味にヨーグルト感が出てしまっている。何か肴がほしいが、もう厨房の火も止めているし、お腹もいっぱいなので、どうしよう!と思案しているとチーズを出してくれた。しかもよりによって「ブルーチーズ」。更に賞味期限切れ。が、たかが賞味期限切れである。消費期限なら危ないが、賞味期限なら味が落ちているだけなのだ!そして頂く。

なんてことでしょう!(←劇的ビフォアアフター風に!)このひねた「秋鹿-八反錦-純米槽搾直汲」が劇的に旨く感じるのです。ひねた部分がブルーチーズによって中和されて、その奥に閉まってあった芳醇な旨みが「こんにちわ」して来ました。「やぁ!秋鹿さん。こんにちわ!邪険にしてごめんなさい!3ヶ月以上も無視してゴメンね!」ようやく和解できました。良いお酒です!そしてサポートありがとう!賞味期限切れのブルーチーズ!賞味期限になるまで食べなくてごめんね!

 

速醸酛とは?

話は変わりますが、ラベルを見ていてふと気になったのですが、「速醸酛」って何?って事でちょっと調べました。

結論から言いますと、酒母を造るための製法のこと。現在行われている酒造の大半はこの製法で造られているという事です。なので表記されていない事が多くそれ以外で造られているもの表記する事が多いですね!

大きく分けて「生酛」「山卸し廃止酛(山廃)」と「速醸酛」の3つ。

その前にまず「酒母」について説明しておきますね。「酒母」とは日本酒を醸造するために、蒸した米・麹・水で良質な酵母を培養したもの。この酵母がアルコール発酵時に発生する雑菌の増殖を防ぎ、美味しいお酒にしてくれるのです。

生酛造り

江戸時代から受け継がれてきている伝統的な方法で、天然の乳酸菌を利用して乳酸を発生させ、雑菌を抑えながら酵母を増やしていく山卸し製法で造ります。酒母造りには極寒の夜から朝にかけて作業をしなければならず、重労働で1番手間暇がかかります。酒母造りに一ヶ月以上を要します。
特徴として…濃厚な旨みとキレのある飲み口を味わえる。

山廃酛造り

技術革新が進み、生酛造りで1番大変な「山卸し」という作業を廃止して、酒母造りが出来るようになりました。「山卸し」を「廃止」で「山廃」酛と呼ばれています。
特徴…力強い味わい、酸度も高い。

速醸酛造り

さらに技術が進歩(明治43年に考案)し、乳酸菌を増殖させる作業を省き、高純度で優良な乳酸をあらかじめ使い、お酒を醸造させる。生酛や山廃酛の半分、約2週間で醸造できる。
特徴…サッパリとした味わい淡麗系のものが多い。

 

醸造元/秋鹿酒造 有限会社
精米歩合/70%
使用米/八反錦(広島県産)100%
アルコール度数/17度
日本酒度/+10

商品名/秋鹿八反錦70 純米槽搾直汲

 

黒龍 純吟三十八号

福井の代表的な日本酒「黒龍」。その年の三十八番目の醪(もろみ)が搾られたお酒が秋の訪れとともに一番美味しくできる季節を迎えます。五百万石では無く、山田錦を使用し醸し出した季節限定出荷の秋上がり純米吟醸です。

限定酒だけあってかなりお値段はする。が、それだけの価値のがあるうまさ。穏やかな香りと言いたいが、けっこうな果実香。飲み口が芳醇というよりは上品で柔らかい旨味と甘味。のど越しのぐっとくる辛さが心地いい。ひやおろし感はあまり感じない、いいお酒に仕上がっている。*いや、ひやおろしのお酒にひやおろし感が無いというのは褒めてないって事になるのかぁ?!

純吟三十八号は38番目に醸造されたお酒なのは判るのですが、タンクが38個あるって事なのでしょうか?ちなみに黒龍は八十八号と言うお酒もあります。って88個もタンクは流石にないでしょう!八十八はお米の出来る日数を表しているのでしょうが、三十八号は38回目って意味だけなのか、38個目のタンクなのだろうか?どっちなのか気になる!!が、もちろん蔵元には問い合わせない!

 

醸造元/黒龍酒造 株式会社
精米歩合/麹米50% 掛米55%
使用米/山田錦100%
日本酒度/+3.5
酸度/1.2
アルコール度数/16度

商品名/黒龍 純吟三十八号

 

◆もち豚長なすたれ炒め

もち豚、長なすの素材の旨さはもちろんです。なんと言ってもたれ!です。このお手製甘辛ダレの美味いこと!レシピを聞いても、適当に配合しているので、覚えていないとの事。残念。

公演「和牛蓮根と椎茸きんぴらとビール」

主役はれんこん。

普段は主役の和牛はすじの部分ですが、しっかりと煮込まれているため、ホロホロでジューシー。主役に絡む演技で、今回は名脇役に徹しています。しいたけもいつものように、良い助演をしています。噛めば噛むほど味を出してきます。そして今回の主役、れんこん。元々の泥臭いところからの叩き上げで、粘りとキレのある、シャキシャキした演技、そしてピリ辛の演出で観客を楽しませてくれました。

その演技にスタンディングオベーションで応えたのはサッポロ生ビール黒ラベル。総泡立ちで喉ごしに拍手喝采のキレを送ります。わき起こる泡で旨さにレスポンスしています。これはもうアンコール間違いなし。

ビールの注ぎ方もだいぶ上手くなってきた。まだ天使の輪は出来ないが…。

 

出雲富士 そして「わた持ち丸干いか焼」

あれ?出雲富士といえばあのラベルじゃないの?菱形がいっぱいあるやつ?!今回のやつには付いてないですねぇ。あのデザインラベルが好きなのになぁ。ほらこんなやつ↓

 

いやいや、ちょっと違う…

 

あっ!これっぽいけどモンベルやしっ!

 

うん、これです!このロゴマークです!

ジャケ飲み出来るお酒「出雲富士 -IZUMOFUJI-」

出雲富士はジャケ買い&ジャケ飲みしたお酒のひとつです。このラベルのお酒が出た当時、ジャケットがスタイリッシュでデザイン的だったので、思わず買って飲んだものです。もちろんこの形は「」、伯耆大山(ほうきだいせん)別名:出雲富士をイメージして造られたロゴマークで、ラベルの下にでーんとそびえ立っています。きれいにはがしてファイリングしていたのですが、そのファイルが今どこにあるのか!

で、お味の方はと言うと、僕の大好きな味です。出雲富士はハズしませんね。口に含んだときの香りは果実香、もちろんジューシーでフレッシュ。と言っても甘ったるさは無い。喉元を過ぎるときのキリッと感も楽しめる。万人に受けるお酒と言って良いでしょう!←いいのかぁ?

人と人 食と人 よき縁を結ぶ。

ジャケットには無かったロゴマークが襷掛け部分に付いていました。よかったぁ!これですよ!これ!それと写真を撮ったときには気がつかなかったのですが、このたすきに書かれた文字、よく読むと「無濾過生縁酒」って書いてあるやん。何この「」って?←調べた!

◆生縁酒とは…
富士酒造から10分くらいのところに縁結びの神様「出雲大社」があります。「人との縁」「料理との縁」「酒との縁」…様々な「縁」がありますが、『出雲富士を』酌み交わしながら「縁」をより深めて頂けるようなお酒にしていきたい…そんな思いを込めて、「生原酒」を「生縁酒」ともじって付けたそうです。

醸造元/富士酒造 合資会社
精米歩合/55%
使用米/佐香錦100%
アルコール度数/16度

商品名/出雲富士 純米吟醸 佐香錦 無ろ過生原酒


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◆わた持ち丸干いか焼き

何度も言いますが、これはダメなやつです。雁木寫樂、そして出雲富士で三杯目です。お腹の部分をチューブのように押してワタを少しずつ出してはつまみ、お酒で清めます。あっどこかで聞いたことのある感想がっ!

もちろん炭火焼きです。もう味を閉じ込める必要なんて無いのですが、わたの濃厚さがお酒を求めます。唯一の救いが横に添えてある辛味大根おろし。こいつがなんとか口に残るわたを中和してくれます。おろしがなければおそらく4杯は軽〜く行けたでしょう。ありがとう辛味大根おろし。

 

キンキとガンギ

◆キンキの一夜干焼き

読んでそのまま、一晩干したものを炭火で焼いたものです。一夜干しですでに旨みを閉じ込めているいる上に、さらに、炭火で焼くことで旨みが2重に閉じ込められ、濃厚で絶品です。食感はプリプリです。お箸で押しただけでは身はほぐれません。ぎゅっと引き締まっています。これであと皮がパリパリしていたら完璧なのですが…。すべてを立ち飲みで450円に求めるのは贅沢です。唯一の欠点は時間が掛かることです。20分ぐらいかなぁ?焼けるまで待つなんて出来ないので、別品を。

◆わた持ち丸干いか焼き

これはダメなやつです。本当に困ったやつです。酒がっ、酒が進んでしまいますぅー!これだけで日本酒3杯は行けます。って実際に3杯飲んだのですが、飲んだ日本酒は次回に載せたいと思います。(ちなみに写楽出雲富士

わたたっぷりです。丸干しなのに身がやわらかいのにもビックリ。お腹の部分をチューブのように押してワタを少しずつ出してはつまみ、お酒で清めます。少しずつ出してはつまみ、お酒で清めます。合間に身をかじります。少しずつ出してはつまみ、お酒で清めます。ほら、3杯は楽々飲めてしまうのですよ!本当にダメなやつですよ!!ぷはぁー♫

丸干と一夜干の違いって何?

たまたま干物だったので気になりました。一夜干しって言うのはたぶん(たぶんですよ!推測ですよ!調べてませんよ!)夜の間に乾燥させる事なんでしょうね。それも1日だけ。2日干したら「二夜干し」になるしね。で、天日干しって言うのが晴れた日の日中に乾燥させる事なのでしょう。じゃあ、丸干って何?

ちなみに徳島に行ったときに鳴門の灰わかめというのがありました。これは灰であくをぬき、そのまま天日干しをするとか言っていましたね。湯通ししないのでわかめの旨みや栄養素がそのまま閉じ込められるとか言っていたのを思い出した。実際、コリコリでめっちゃ美味しかった。今も造っているのかなぁ?十数年前に「最近はみんな造らなくなった」とか言っていたからなぁ。

で、丸干しって何?

 

おりがらみ秋熟

フレッシュと熟成の絶妙な中間点。ハーモニーと言っておこう。さすがは雁木です。「雁木に不味いものなし!」とはよく言ったものです。(←って自分で言っているだけです)

なによりおどろいたのが「おりがらみ」をわざわざ半年冷蔵熟成(ひやおろし)させるという発想。おりがらみの良さはお酒の新鮮で荒い部分「うすにごっていたり、微発砲していたり」を楽しむものなのに…。でもおりがらみの部分はしっかりと残っているから不思議。やるなぁ、八百新酒造。

 

醸造元/八百新酒造 株式会社
精米歩合/50%
使用米/山田錦(麹米)+西都の雫(掛米)*割合は不明
アルコール度数/17度

商品名/飛露喜 特別純米

 

焼しいたけ-ポン酢添え-

うましっ!ぷくぷくした肉厚の採りたてしいたけを炭火で焼くだけ!傘を下にして焼く。いい頃合いで傘の部分から水分がじゅわじゅわ出てきます。塩こしょう少々で、出来上がり。皿に盛りつけ、花かつおをちりばめる。その上からポン酢をかけるのですが、ポン酢は横に添えておいてほしい!と少しわがままを聞いてもらう。なぜならせっかくふわふわに焼けているのにポン酢を上からかけてしまうと、しんなりしてしまうからです。なので、食べるときにちょっとつけて食べる方がふわふわのまま食べれるのです。良いしいたけの時はぜひ、真似してみて下さい。

もう、うましっ!としか表現できないのですが、ポン酢なしでも全然食べれるウマさ。しっかりした歯ごたえと…う〜ん、たとえが思いつかない。ボキャブラリーが貧しくて申し訳ない。うまいもんはうまい!としか言えない。

寫樂-しゃらく-  純米吟醸 なごしざけ 一回火入れ

飲む前に「なごしざけ」って何?ってなりますよね?これ漢字で書くとすぐに気がつけるのですが「夏越し酒」。そう、ひと夏を越えて出来たお酒で火入れが一回だけ。と言えば「ひやおろし」って事です。本当にいろんな表現方法を思い付くもんです。素晴らしい!

お酒のお味の方はと言うと、それほど「ひやおろし」感は無い。まあひやおろしじゃなくて「なごしざけ」ですから、「なごしざけ」感がある!と言えばいいのでしょうか?香りは少々、口に含んだときに果実香。芳醇さは抑えられている、これは美味い。フレッシュ感があると言ってもいい。飛び抜けてグッと来るものはないが、バランスがいいからなのでしょう!アルコール度数も控えめなので、グビグビ行けてしまう。ちなみに肴は上記の「焼きしいたけポン酢添え」とデンジャラスな「わた持ち丸干いか焼き」日本酒がすすむ君です。←コイツのせいでもう一杯飲む羽目に♬エヘッ

 

醸造元/宮泉銘醸 株式会社
精米歩合/50%
使用米/山形県産羽州誉100%
アルコール度数/16度

商品名/寫樂 純米吟醸なごしざけ 一回火入れ

 


おまけ。

◆コイケヤプライドポテト-柚子香るぶどう山椒-

お店のバイトの娘が持っていたまかない、いや単なるおやつ。お裾分けしてもらう。なんだこれはっ!めっちゃ美味しいやん。おまけに日本酒に合う。(ビールでもOK!)まさに、柚子が香るブドウ山椒味なのです。で、ちょっと恥ずかしい話なのですが、てっきり柚子とぶどうと山椒が入っているもんだと思い、「柚子、山椒と一緒にぶどうの香りもするわぁ〜」などとぶどうの香りを楽しんでいたのですが、「ぶどう山椒」という品種の山椒だったのです。こっぱずかしーっ!!

この「ぶどう山椒」って後で調べたのですが、本当にぶどうのふさのように生っているんですよね!粒もぶどうサイズででかい!改めて、このプライドポテトは美味しいです。ネーミングもいい♬。今のところ5種類あるそうですね。ほかのもチャレンジしてみたいっ。*湖池屋PRIDO POTETOのHPもめっちゃ凝ってますよ!湖池屋のプライドを見た。