梵(ぼん)とはサンスクリット語で「けがれなき清浄」「真理をつく」と訳されている言葉です。それともう一つの読み方「BORN」誕生・創造も意味します。広島の内野手「梵英心-そよぎえいしん-」、草花類の「そよぎ」も関係ありません。
因みに、広島の「梵英心」選手は中国国籍でも韓国国籍でもなく、純粋な日本人だそうです。実家がお寺で「梵」という姓は、明治8年に発令した「平民名字必称義務令」(すべての国民に名字をを名乗る義務付け)によって偉いお坊さんが付けたそうです。広島にはたくさんある名前だそうです。おっと話が完全に反れた。
秋の味覚に合わせて飲むひや酒。
お店では管理のために冷蔵庫で管理されているため、冷酒として頂く。香りはひかえめ、飲み口は甘み、旨みは感じるが、芳醇さも控えめ、ノド越しは引き締まった味とキレがあります。2口目は少し口の中で転がしてみる←この表現でいいのかな?。滑らかでコクが出てくるのがわかる。飲み終わりに芳醇さが残るこのお酒は「ひや」か「燗」がおすすめ。ひやおろしは秋酒だけあって秋の味覚とよく合います。秋の夜長、脂ののった秋刀魚の塩焼きで一杯ってどうでしょうか?
梵(ぼん)を生み出す加藤吉平商店という酒造
福井県鯖江市と言えばメガネのフレーム造りで有名です。日本のシェアが90%あるらしい。後はソースカツ丼、ヨーロッパ軒のは美味しかったぁ。女の子の福井弁も可愛かったぁ。それはさておき、そんな場所にこの酒蔵はあり、「梵-BORN-」は生まれて来たのです。まさしくBORN-誕生-である。
昭和の初期にかけ北陸清酒鑑評会で4年連続でトップ受賞をします。その事が評価され、昭和3年、昭和天皇の即位の儀式で、地方の清酒としては初めて採用されることになる。その後も、政府主催の式典などに使用され、近年では、アメリカやカナダ政府主催の式典にも採用され、世界で活躍する日本酒へと至っています。もちろん受賞するお酒は上記のお酒ではなく、品評会用に作られた、純米大吟醸の「梵」です。火入れもされてます。中取りだったり、袋取りだったりの至れり尽くせりのものです。ラベルもゴールドラベルで、箱に入っております。オバマ大統領や、松井秀喜、イチローが贈答してもらえるようなお酒です。だれかプレゼントしてくれないかなぁ。
醸造元/株式会社 加藤吉平商店
精米歩合/55%
使用米/兵庫県特A産地区山田錦+福井産五百万石(割合は非公開)
アルコール度数/16度
商品名/梵-BORN- 純米吟醸 ひやおろし
*このお酒は精米歩合50%の純米大吟醸酒と精米歩合55%の純米吟醸酒とのブレンド酒です。
◆鶏のたれ焼き
ん?たれ焼きなのか?照り焼き?写真は撮ったが、料理名をメモするのを忘れた。もちろん美味しかったと言う記憶だけは残っている。写真から美味しさを感じとって下さい。よろしくお願いします。