さば炭火焼きとUFO

何も言う事は無い。焼きさばです。←ひらがなで書くとなんか「焼きそば」っぽいね。ふっくらぷっくり肉厚です。それを炭火で焼いています。備長炭だったかどうかは確認していませんが、遠赤外線効果で良い焼きっぷりに仕上がっています。さばは福井の若狭産かな?鯖街道を通ってやってきた(かどうかは分からない)。

食べ方ですが、まず骨を外す。その骨周りに付いた身がまた旨い!骨に沿ってしがしがした後は、邪道だとは思いますが、皮部分を頂きます。見た目が悪くなってしまうのですが、焼きたての皮はぱりぱりしており、そのぱりぱり感を楽しめるのが、最初の時間だけなのです。う〜ん、美味しいぃぃぃ!そして大根おろし。これはお願いして辛味大根をすり下ろして頂きます。醤油をかけると辛味が増して更にうまし!*注意!ポン酢をかけるとなぜか辛味が弱まりますので気をつけて!辛味大根で口の中が通常の2.5倍は爽やかになります。口の中をリセットしたら、いよいよ本番です。

鯖をほぐし「パクリっ」ジューシー!オイシー!ウレシー!の三位一体攻撃です。口に拡がる旨味を再び辛味大根で中和してもいいのですが、ここで登場するのが、「UFO」いえ「ゆうほのしろ」石川のお酒です。もう有名ですね。ゆうほのにごりと言えばピンク色の「花さかり」の方を思い浮かべるかもしれませんが、「花さかり」は春のお酒です。もうしばらく待ちましょう。

さて「ゆうほのしろ」ですが、もちろん微発砲でシュワシュワです。遊穂らしい麹の香り、酸と旨味が膨らみのある味わいを醸し出しています。そこに炭酸ガスを含むフレッシュな味わいとキレの良い後味、心地よい香りと爽快感の余韻が楽しめます。新酒で口開けだったためか一口目は雑味&苦みを感じましたが、これは新酒にありがちな「ご愛嬌」としましょう。*本当なら滓の沈んだ状態の「上澄み」部分と滓の混ざったものを飲み比べたかったのですが、すでに混ぜてしまっていたので残念。注がれたグラスで沈殿するのを待つまでの忍耐力も無いので、混ざったもので納得せざるを得ない。情報だけでお伝えすると「滓が混ざる事で甘みと旨みが増し、酸が穏やかになる」←そうな。ちょっと酸が弱く感じた。よく考えるとその前にさばを頂いている。この相乗効果なのか甘みと旨みが際立ったのかもしれない。

答え。

美味しい肴と美味しい酒はその時間を楽しくさせてくれる。ああ永遠に続けば良いのにぃ♬

醸造元/御祖酒造 株式会社
精米歩合/麹米:60% 掛米:55%
使用米/五百万石25%、能登ひかり75%
日本酒度/+5.6
酸度/2.4
アルコール度数/17度

商品名/ゆうほのしろ 純米生原酒 おりがらみ

限定品!蒼空 純米酒美山錦 かすみ酒

やるな!蒼空。いや藤岡酒造。

何度も書いていますが、京都伏見のお酒が苦手です。少し水っぽいのに甘さがある為です。ポディティブに書けば「甘みがあってサラッとしている」。もちろん十数年前の感想なのですが、それ以来、飲まず嫌いな状態になっています。今は美味しくなっているのかもしれません。皆さんは飲んで下さいね。申し訳ない。

が、蒼空は違うのです。伏見のお酒なのに。キリッとしているし、甘みももちろんありますが、味に深みがあるのです。まあ美味しいです。お酒を選ぶのに困った時は「蒼空」を頼んでおいたら間違いなしです。あとは「山形正宗」「雁木」「出雲富士」、おっと、キリがないですね。

長々と愚痴りましたが、そろそろ飲んでみますね。「うまーーーしっ!!」感想になってませんね!やはり新酒は美味しいね!写真のとおり「うすにごり」です。甘みを含んだ香りとさわやかな旨み。新酒ならではの滑らかな喉ごし、キレ、フレッシュ感が楽しめ、自然と笑顔になれます。

限定品とは何?こちらの商品は蔵元さんの意向により飲食店様限定販売なのだそうです。飲食店宛てでないと発送・配達はしてくれないのだ。つまりマージンがないのでお客さんの財布に優しいお酒って事なのです。

やるな!藤岡酒造。いや、蒼空 美山錦 純米生かすみ酒。

 

製造元/藤岡酒造 株式会社
精米歩合/60%
使用米/美山錦100%
アルコール度数/17度
日本酒度/ー3

商品名/蒼空 純米酒 美山錦 限定品

純米吟醸 麒麟 しぼりたて生貯蔵酒

飲んだお酒にコメントをする時、精米歩合や日本酒度を調べるためにネットを使うのですが、たまに全くヒットしないお酒があるのです。それがこれ「純米吟醸 麒麟 しぼりたて生貯蔵酒 壜詰時加熱処理」(ながっ)なのです。どういうことなの?「壜詰時加熱処理」って何?!瓶に詰める時に加熱するって事なのでしょうが、って事は生酒ではないって事?貯蔵している時は生酒だけど、瓶に詰める時に加熱をするから結局は生酒では無いって解釈で合っているのかなぁ?まあいいや!

お味の感想です。口開けを頂きました。更にしぼりたてだけあって味に若さがあります。少し雑味を感じるところはありますが、全体にはフレッシュですっきりと飲みやすく米の旨みも感じられる、食事に合うお酒でした。もう少し後半に飲めば少し落ち着いた味になっているかもしれませんね。

で、壜詰時加熱処理って何?

 

醸造元/下越酒造 株式会社
精米歩合/55%
使用米/新潟県産五百万石100%
アルコール度数/15度
日本酒度/+4

商品名/純米吟醸 麒麟 しぼりたて生貯蔵酒 壜詰時加熱処理

◆ぶりの竜田揚げ

新鮮な国産ブリを使用。衣は薄めですが、サクサクで衣に包まれたブリは旨みがとじ込められ、おまけにジューシーときたもんだ。片栗粉の衣なので冷めてもサクサクです。

◆桜エビのかき揚げ

もうスナック菓子です。サクサクパリパリです。エビの香りがハンパなくあたり一面に香り漂います。もうやめられない止まらないです。あぁビールが飲みたーい!

これが昭和の茶碗蒸し。

 飲み屋めぐりの日々。

*ここでは美味しいお酒を飲ませてくれるお店をおせっかいに紹介をして行こうと思います。

ある日、茶碗蒸しの画像が送られてきた。
地団駄を踏んだ。くやしいー、先を越されたぁー。その間、お店で茶碗蒸しのメニューを見つけると頼んでいた。が、どれも満足できない。そして冬の寒い日にようやく訪れることが出来ました。

茶碗蒸しは時間がかかると思い、おでんで時間を潰そうとするが、「茶碗蒸しはすぐにお出しますか?」と言われ、訳がわからず「はい!」と応えると蒸し器から1秒で出てきた!そう言うことかぁ!そりゃそうだ!人気メニューだからつくりおいてあるのだ!ナイス!

これが探し求めていた「本当の茶碗蒸し」

もう絶品!うまし!これこそが昭和の茶碗蒸しだ!膝から崩れ落ちるような旨さ!絶妙なテュルテュル感。堅過ぎず、やわから過ぎず、良い塩梅なのですよ!

お代わりしたいっ!!

 

少し冷静になろう!おでんも美味しいです。おでんを盛った皿にからしは付いていません。練りがらしに割り箸の刺さった瓶をポンと置いてくれます。そこから好きなだけ自分で取って入れるシステムです。からしに刺さった割り箸がなんとも言えない場末で良い感じです。(*写真はちょっと見切れてます)

ブリの煮付けも甘辛くて家庭的な味付けで美味しいです。ご飯に汁をバァーってかけて食べたくなります。

まさしく「昭和飲み」の出来るお店です。

お酒は元は「金盃」だったのでしょうが、今は「福徳長の山廃仕込み」。でも燗用の瓶が可愛いのでこれからのこの容器で飲ませて下さい。

地酒はあるのかな?と聞いてみる。飲みきりサイズ(300ml)のものと冷蔵庫に2本あるよ!っと見せてくれる。じゃあこっち下さい!と頼んだのがこれ!

初しぼりです。ここでこんなに良いものが飲めるとは思わなかった。(←失礼)新酒らしく少しピチピチしています。フルーティーな香り(桃かな?)とお米の甘みもしますが、フレッシュな喉ごしに爽やかさが際立つ純米酒です。が、65%も精米したらもう吟醸酒でしょう!新酒なのでもう少し雑味が出るのかと思いましたが、半分以上無くなっていたので、良い感じにこなれたのでしょうね!

2017年7月22日に秋田県を襲った豪雨により出羽鶴の蔵が浸水被害に遭いました。未だかつてない浸水被害に復旧作業を進めています。早期の復興を願っております。*このお酒はたくさんの方々からのボランティア活動をうけて29BYの仕込みに入ることができたお酒です。がんばれ出羽鶴酒造さん。飲みますよー♬

製造者/出羽鶴酒造 株式会社
精米歩合/65%
使用米/酒造好適米ぎんさん100%
アルコール度数/16度
日本酒度/+2

商品名/出羽鶴 新米初しぼり 純米新酒 一番仕込み生原酒

 

忘れてはいけないのが、お父さんの笑顔と接客力!一見さんにも分け隔てなく気さくに話してくれます。一人で来ても常連さん扱いしてくれます。もちろんお母さんも良い感じにちょこちょこ動き回っています。ほっこりできます。

このお二人がこの店を良い感じに引き立ててくれているのかな。

松浦商店(松浦酒店)
駅で言えば南森町かな?駅から結構離れているので見つけにくいですよ!心折れないで頑張って探してね!幸せな時間が待ってますよ!

櫛羅-くじら- 純米吟醸 山田錦

早速ですが、お味の感想です。山田錦らしいふわっとした上品な香りと甘みがあります。口に含むとシャープなバランスのとれた旨みが広がり、喉ごしにはキリッとした酸味も楽しませてくれます。もう「ザ・バランス」ってお酒です。一歩間違うと全く特徴の無いお酒になるのでしょうが、さすがは千代酒造+「櫛羅」+山田錦です。

櫛羅産山田錦?

御所市の葛城山の麓一帯は櫛羅という地名であり、地下水(葛城山伏流水)が豊富な土地、この水を自家井戸より汲み出し、何の処理もせず天然水の状態で、仕込水はもちろんのこと全ての酒造用水で使用。
気候、土、水、米、すべての面でこの地櫛羅の風土を映しこんだお酒を造りたいとの思いから、1994年より蔵の周囲にある自家田で「山田錦」の自家栽培を始め、このお米だけで造ったお酒を「櫛羅」と命名し販売をはじめました。背丈が高く栽培する事が難しい「山田錦」ですが、肥料を控え同時に農薬を極力減らす栽培で「美味しいお酒になる酒米」これが千代酒造さんの「櫛羅産山田錦」です。*千代酒造さんのHPから抜粋

そのためか、数に限りがあり、稀少なものになってしまっています。頑張って!千代酒造さん!!

生詰瓶燗 一火

もちろん「一火」とは「一回の火入れ」って事です。一回火入れと聞くと「ひやおろし」?って考えてしまいそうですが、これは2017年の新米を搾った新酒。本当なら火入れせず「生原酒」で頂くのがベストなのでしょうが、それはそれです。これは風味や旨みを逃さないよう瓶に詰めた新酒をわざわざ火入れをしてお酒を落ち着かせ、安定した美味しさを提供してくれます。

醸造元/千代酒造 株式会社
精米歩合/50%
使用米/櫛羅産山田錦100%
アルコール度数/16度
日本酒度/+5

商品名/櫛羅 純米吟醸 山田錦 生詰瓶燗 一火

爆発しない「るみ子の酒」

「爆発するお酒」として探偵ナイトスクープで紹介されたことがあるのをご存じでしょうか!それ以来、「森喜酒造」さんの「るみ子の酒」の人気に火が付きました。実際、購入して家の台所で開封してみました。が、ニッチモサッチもいかなくなり、風呂場へ駆け込みました。もちろん大噴射です。4分の3は無くなり、風呂場の天井からしたたり落ち、一週間ぐらいはお酒の香りのお風呂となりました。残ったお酒を飲んでみるとフルーティーで濃厚な旨味があったのに驚きました。「あっこれ美味しいやん!」と感じたのを思い出します。

さてこの「すっぴん るみ子の酒-初搾り-」は爆発……しません!爆発するのは「活性濁り」のるみ子です。*「活性濁り」でも冷蔵庫でしっかり冷やしてから開封すれば爆発しにくくなります。口に含むとしっかりとした酸味と心地良い甘みが押し寄せてきます。初搾りだけあってフレッシュ感たっぷりです。シュワシュワって訳で無く、酸によるキレのあるお酒と言えるでしょう。無濾過生原酒だけあってかなりガツンと来る辛口酒です。

「すっぴん」とは化粧をしていない日本酒。無濾過、無炭素、無添加、無加水のいっさい手を加えず、純米あらばしりを搾ったままのものを槽口(ふなくち)から直接、瓶詰めした事を表しています。新鮮でフレッシュな新酒を楽しめるのはこの時期だけです。

*「るみ子の酒」は三重の酒蔵「森喜酒造場」さんのこだわりで、味わい深い「純米酒」だけを造っています。流行を追わず、わが道を行くところに共感できます。そして「るみ子の酒」のジャケットは漫画「夏子の酒」に感銘を受けた奥様(るみ子さん)が作者の尾瀬あきら氏に手紙を出したことがキッケカで誕生したという逸話が。

醸造元/合名会社 森喜酒造場
精米歩合/60%
使用米/麹米:阿波山田錦25% 掛米:長野産ひとごこち75%
日本酒度/+7.0
酸度/1.8
アルコール度数/18度

商品名/すっぴんるみ子の酒 特別純米無濾過生原酒

 

◆オレンジ白菜とハムのゴマだれサラダ

オレンジ白菜をご存じですか?最初はてっきりオレンジと白菜が入ったサラダだと思っていました。食べてもオレンジの味がしなかったので、ああ、ちがうんやぁ〜と自問自答したもんです。生の状態でも白菜に甘みがありサラダに最適かも!ちょっと感動します。

◆白魚の天ぷら

衣サクサクで身フワフワです。味付けはもちろん「塩」のみ。一匹ずつちびちび食べてもOKですが、かき揚げのように一気にかっ込むとサクサク、フワフワで白魚の甘みが出てくるのでさらに楽しめます。でももったいないのでちびちび食べます。

和牛まるしんのローストビーフとポルチーニソース

やっぱりお肉は赤身が美味しいね!

部位を説明しておくとももの部分。柔らかく程良い脂がのっている「まるしん」。それにポルチーニソースをかけていただく。ポルチーニソースの定義がわからないのですが、ポルチーニ茸とタマネギとトマトを赤ワインで煮込んだもの?すごく手間がかかっているようです。美味しいです。近い味を探してみると、佃煮?とにかくまるしんのローストビーフとマッチングーッしています。赤身なのでいくらでも食べれてしまいます。また作ってほしいなぁ。

紀土-kid-純米吟醸酒をいただく。

これは……「ジュースだ!」「パイナップルジュースだ!」「いや、パイナップルソーダだ!」芳醇な果実香。飲み口すっきりでみずみずしい。はじけるような酸味と甘味。まさしくしぼりたての果実です。♬フレッシュ!フレッシュ!フレーーッシュ♬です。

 

製造元/平和酒造 株式会社 K
精米歩合/麹米50% 掛米55%
使用米/五百万石100%
アルコール度数/15度
日本酒度/?

商品名/紀土-KID- 純米吟醸酒 しぼりたて

異色のお酒,タクシードライバー

初めて飲んだのはいつの事でしょう?どこで飲んだかも定かでは無い。企画もので、キワモノ扱い、無許可で肖像権も取らずに、酒蔵の若手が遊びで作ったお酒なのだろう。ぐらいに思っていた。色は琥珀色、味も濃厚で辛口。当時は受け付けませんでした。ただ、このジャケットインパクトで映画の話になり、盛り上がった事を思い出す。そして二度と出会う事も無いのだろうと思ったものです。それがどうでしょう、こんなに世の中に受け入れられているとは!!

トラヴィスとアイリス

1976年公開、マーティン・スコセッシ監督の名作。ベトナム戦争と不眠症。正義と殺人、狂気、そして狂気。トラビスは偶然と度重なる幸運で英雄に祭り上げられる。これはハッピーエンドなのか?ラストシーンのフロントミーラーに映し出されるトラヴィスの眼に意味するものは!

日本酒「タクシードライバー」生まれたのは2005年。映画業界のデザイナー「高橋ヨシキ」氏との酒席での成り行きで口約束から生まれる。

そして最近、なんだかんだと毎年飲んでいるような気がする。癖になる味だったようだ。いや、それでも最初の頃は、「ほらぁ、やっぱり僕には濃すぎて無理やわぁ」と言いながら頼んでいた。今年はどうだろう?と言う気持ちで頼む。今年はさっぱりフルーティーかもしれない。いざ、試飲!「ほらぁ、やっぱり濃いわぁ♬裏切らんなぁ♪」「濃厚♥」「すごいなぁ!」「で、トラヴィスは最後どうなったん?」「ジョディ・フォスターってアイリスって名前だったかなぁ?」「クラリスと違ったっけ?」「それ羊たちの沈黙っ!」って感じで盛り上がります。

震災と喜久盛酒造

2011年3月11日。東日本大震災が蔵を半壊させてしまいます。沿岸部の津波被害は大きく報道されましたが、内陸部の被害も大きかったようです。「喜久盛酒造」でも瓦礫を撤去し、蔵の復刻を目指します。が、同じ被害でも沿岸部には補助金が出たのに対し、内陸部の北上市では補助金が下りなかったのです。そのため、自力で復興をする事になります。一からでは無くマイナスからの再スタートです。

いや、マイナスではない。だって「タクシードライバー」があるじゃないか!頑張れっトラヴィス!

 

醸造元/喜久盛酒造 株式会社
精米歩合/55%
使用米/岩手県産かけはし100%
日本酒度/+9.0
酸度/2.1
アルコール度数/17度

商品名/純米原酒 タクシードライバー 仕込み1號

ZAKU -Junmaidaiginjo-

ザクに新酒?

作-ざく-を造る「清水清三郎商店」は1年中お酒を製造する「四季醸造蔵」です。多くは秋から春にかけて1年分のお酒を仕込むのに対し、四季醸造蔵では常に出来たてのお酒を出荷している。これは技術の進化により、蔵の温度管理が出来るようになったためである。(*時期を分けてお酒を醸造できるので少ない数のタンクで済むと言うメリットがある)なので一年中出来たて、しぼりたてのお酒が飲めるのです。嬉しいことです。

年中しぼりたてのお酒が飲めるのが四季醸造なら、新酒って何?って話です。「清水清三郎商店」の新酒の定義はその年に採れた新米で仕込まれた最初のお酒だけを新酒と呼んでいます。ちなみに「清水清三郎商店」は生酒を一切出荷していないそうです。「火入れ」をしているのに生酒のようなフレッシュさを出すってすごいです。シュワシュワです。どのザクもシュワシュワで」美味しいです。

で、今回の新酒ですが、純米大吟醸なのに、華やかな香りが立ち、甘みは感じますが、はじけるような味わいが口の中に広がります。フレッシュです。

そう言えば2017年の今年はプロトタイプとして送り出された「作-ざく」が次のステージ「IMPRESSION-インプレッション-」として生まれ変わります。(『マークツー』じゃないんですね)もうこれは「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」「君は4種のザクを飲み尽くす事ができるか!」

 

醸造元/清水清三郎商店
精米歩合/50%
使用米/国産米100%
アルコール度数/15度
日本酒度/非公開

商品名/作-ざく 新酒 純米大吟醸