カテゴリーというものがある。そのモノがどの枠に当てはまるのかをわかりやすく仕分けるためのもの。「無濾過生原酒」というカテゴリーを作るとする。すると後々から「無濾過原酒」と言うものが出てくる。「生」じゃないものだ。仕方ないので「無濾過生酒」のカテゴリーも作る。しばらくすると無濾過じゃない「生原酒」ってのが出てきた。あーこんな事になるなら最初に「無濾過」と「生原酒」を分けて置くんだったと後悔するが後の祭り。仕方ないので「無濾過生原酒」があるが「無濾過」「生原酒」もカテゴリーになる。どんどんカテゴリーが増えてくる。分ける意味があるのかすら分からなく。
カテゴリー泣かせの会津中将
そして「会津中将-生純米原酒」←なぜ「生」と「原酒」の間に「純米」を入れるのか!何かこだわりがあるのか!単純によそと同じにしたくないだけの意地悪なのか!今、無限カテゴリー地獄に陥っている。さすがにこれは「無濾過生原酒」のカテゴリーに入れてもいいよね!ね!「会津中将-純米-無濾過生原酒」でいいよね!だらだらと愚痴を書いてしまいました。申し訳ない。そろそろ頂くとしましょう。「美味しい」ってカテゴリーがあれば間違いなく入っている。
初しぼり新酒らしくフレッシュで柑橘香が良い!うすにごりですがシュワシュワはしておらず、「ザ・バランス」と言って良い甘み旨み酸味バランスが抜群。飲んだ後の酸もキレがあってスッキリ!「会津中将」は通常のものを飲んでもハズレが無い。注文をつけるとしたら、これを置くなら肴も美味しいものを食べさせて欲しい。
醸造元/鶴の江酒造 株式会社
精米歩合/60%
使用米/五百万石100%
日本酒度/+2.0
酸度/1.8
アルコール度数/17度
商品名/会津中将 生純米原酒 無濾過初しぼり