早瀬浦 特別純米酒限定品 夜長月

ネーミングセンスが詩人。

だれが名付けたのだろう。早瀬浦はいいとして。「夜長月」←もともとある言葉なのですが、「よながつき」と読みます。

秋に差し掛かり徐々に夜が長くなり始める季節。

↑ 説明までいちいち詩人です。「長月」と同じ意味で旧暦の九月の意。それだけでなく、「ひと夏越え」←ひやおろしのことです。春に搾ったお酒を火入れしたものを外気温と同じなる時期、秋の初めに火入れせずに「ひや」で「卸す」ことです。たしかにひと夏を超えたお酒です。が、いちいちかっこええ言い方。ラベルもシックな色使いで大人の男の佇まいです。

口に含んだ時に甘い香り、コクもある。ただ、ノドもとを過ぎる時はかなりぴりっとしている辛口酒。全体的には辛口のイメージで終わる。これは好きな味だ。ひやおろし界のオアシスだ。長くなる夜、深まる晩秋にかけて、旬の食材とともに、月を愛でながら、じっくりと味わいたいものだ。←コピーパクった。

醸造元/三宅彦右衛門 有限会社
精米歩合/55%
使用米/美浜町新庄地区産山田錦100%
アルコール度数/16度

商品名/早瀬浦 特別純米酒 夜長月