雁木があればもう何もいらない。

純米無濾過生原酒 雁木-がんぎ- ノ壱

あえて言おう。ジュースであると!
もちろん、生原酒なだけあって、しっかりした芳醇で濃厚な旨みを口に含んだ時に感じますが、酸味も十分あり、喉元を過ぎる時はすうーっと飲めてしまいまう爽快感のある造りになっている。さすが夏酒。もちろん他の雁木もあるが、どれを飲んでも美味しい。どのお酒を買えば良いのか分からない時は雁木を買っておけば良いと思います。飲み会の差し入れやプレゼントに持ってくれば間違いなく人気者です。個人的には「活性にごり発泡純米生原酒」。スパークリングワインのようなシュワシュワでいい。

ちなみに今日飲んだのは「雁木ノ壱」。「ノ弐」もあるようですが、飲んだことがありません。飲んでみたい。飲んでみたいっ。

製造者/八百新酒造 株式会社
精米歩合/60%
使用米/山田錦100%使用
アルコール度数/17度

商品名/純米無濾過生原酒 雁木-がんぎ-ノ壱

ところで雁木の意味はご存じでしょうか?

まぁ知ったところでお酒の味は変わらず美味しいのですが…。「雁木」とは、船着き場の階段のある桟橋のことを指します。そして山口県岩国市にある蔵元「八百新酒造」さんは錦川(今津川)沿いにあり、創業当初からその雁木の船着き場から日本酒の原料米を水揚げしていたそうです。その思いを込めて名付けられ、ロゴマークには上段は階段状の紋、下段は水際を表す波の紋を。この二つを合わせ「雁木」のロゴマークとしたそうです。原点に立ち帰ろうと言う思いを込めて誕生しました。

ずっと昔からあると思っていましたが、歴史は浅く平成12年に新しいスタッフによってスタートしたと言うことです。

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